ヘアケア商品を使っているのに髪のボリュームが抑えられない、なんだか頭がかゆいが解決策が見つからない、そんな経験はありませんか?
髪がパサついてまとまらなくなったり、頭皮が乾燥してフケの原因になると、せっかくのおでかけの日にも常に気になってしまいますよね。
そんな時に使いたいのがワセリン。最近はヘアケア・頭皮ケアにワセリンを使う方も増えています。保湿力があり、髪に必要な水分・油分を保ち、髪質改善や頭皮ケアにも役立ちます。ボリュームダウンに使うこともできます。
この記事では、ワセリンでヘアケアすることの特徴から使い方・効果・商品紹介について紹介します。
ボリュームを抑えてツヤ髪を作りたい方、頭皮の汚れを落として簡単にケアしたい方は、是非参考にしてみてください。
ワセリンとは?
ワセリンの種類と特徴
ワセリンは、科学者ロバート・チーズブローにより石油採掘の残留物から抽出され、1872年にヴァセリンというブランド名で発売されました。その後アメリカから世界へと広まり、現在90カ国以上に普及しています。
ワセリンは、石油から得られる炭化水素類を脱色・精製した高い保湿効果を持ちます。石油が原料でも不純物はほぼ取り除かれ、肌への刺激やアレルギーは少ない万能の保湿剤です。肌に油膜を作り、肌から水分が蒸発するのを防いで肌の表面をコーティングします。
ワセリンの主な種類は以下の通りです。
黄色ワセリン(非脱色・非精製)
値段は安いですが、一番純度が低く不純物が多く含まれています。無臭で軟膏のような物質であり、水にほとんど溶けません。肌の弱い人が使うと肌トラブルを起こす可能性があり、注意が必要です。このため、現在医療機関では使用頻度は低くなっています。
白色ワセリン(脱色・精製)
黄色ワセリンの精製度を高めたものが白色ワセリンです。無香料で黄色ワセリンから不純物を全て取り除いた医療用と、酸化防腐剤・香料を加えた美容用があります。乾燥による皮膚病、また切り傷の出血を一時的に止めるのも白色ワセリンの用途です。
一般的にはワセリンとは白色ワセリンのことを指します。純度にこだわりのない場合や、敏感肌やアトピー性皮膚炎の型は白色ワセリン以上の純度のものがおすすめです。
プロペト
白色ワセリンの純度を高めて抗酸化物を除去したものがプロペトです。白色ワセリンよりもさらに低刺激で、眼球などデリケートな部位にも使用することができます。白色ワセリンで皮膚がかぶれてしまう場合にもおすすめです。
しかし、抗酸化物が除去されているので酸化しやすく、遮光をして保存するほうが良いでしょう。
サンホワイト
プロペトをさらに精製して抗酸化物を加えたものがサンホワイトです。光に当たっても黄色になり辛く、アレルギーのパッチテストに使用されるほど低刺激で、肌の弱い赤ちゃんにも使用できます。
しかし、保険適用外なので、市販薬として入手はできますが他のワセリンよりも高価です。
このようにワセリンは、純度が高いものほど肌への負担は減り、色は白くなります。
ワセリンの一般的な効果
ワセリンはそれ自体には保湿効果はないですが、肌の表面にパラフィン膜を張り、角質層の水分の蒸発を防いで保湿効果を発揮します。お肌を外部刺激から守る効果もあり、水分蒸発を防ぐので髪の毛にも効果があるのです。
ワセリンの一般的な効果はこのようになります。
- 全身の保湿
- メイクや日焼け止めの下地
- まつ毛や髪の毛の保護
- クレンジング
- 手足のひびへの処置
- 摩擦防止
- 火傷の応急処置
ワセリンは、肌の気になる箇所に少量塗るだけで膜となり乾燥を防ぎます。唇の荒れ防止としてリップクリームの代わりもでき、小じわ防止やかかとの乾燥防止など、乾燥の救世主です。肌荒れ時に下地として使うと、ファンデーションや日焼け止めの肌への刺激から守ってくれます。
肌だけでなく、ワセリンはまつ毛や髪の毛に塗ると、毛をコーティングして脱毛を防ぎ、枝毛の防止にもなるのです。油分を含むワセリンは、クレンジングの代わりにもなります。手で温めてメイクとなじませてたり、ポイントメイクを直すときにも効果的です。
ワセリンによる髪質改善の効果
ワセリンの髪への効果
髪は、カラーリングや紫外線などからダメージを受け、ダメージを受けるとキューティクルがはがれたり髪内部のタンパク質が流失、熱による変性などが起きます。これにより水分調整ができなくなり、パサつき・枝毛・切れ毛などの原因となるのです。
ワセリンには、髪のダメージを修復したり水分を与える働きはありません。しかし、髪につけると油膜でキューティクルの保護効果が期待できます。ワセリンが水分を保ってくれることでパサつき・広がりが抑えられ、枝毛や静電気の防止も効果の1つです。
また、ワセリンはスタイリング剤の代わりとしても使用できます。特に、添加物で頭皮に副作用が出てしまう人には、安全性の高いワセリンは魅力的なスタイリング剤です。薬局やドラッグストアで手に入るので、毎日使うヘアケア剤としてリーズナブルでしょう。
ワセリンをうまく活用すれば、毛束感を出したり、髪にツヤを与えたり、ボリュームを減らすこともできます。
ワセリンの頭皮への効果
ワセリンは、乾燥による頭皮のフケやかゆみ対策にも使うことができます。ワセリンの油膜が頭皮の乾燥や外的刺激から守り、フケやかゆみを防ぐのです。
フケには、乾性フケと脂性フケがあります。乾性フケの場合、シャンプー後の清潔な頭皮に少量を伸ばすことで、油分を補い頭皮の保湿をしてフケを防ぐのがワセリンの効果です。頭皮の乾燥で髪の毛が臭うこともありますが、それもワセリンによって解決できます。
また、頭皮が脂っぽい・頭皮のニオイが気になる場合、毛穴に汚れや皮脂がつまっていることが多いです。油性のワセリンは皮脂となじみ、毛穴の汚れや詰まりを浮き上がらせるため、その後シャンプーで落とすと頭皮が綺麗になります。
このように、ワセリンは、ヘアケアだけでなく頭皮にも効果的です。
ワセリンによるヘアケアのメリット・デメリット
ワセリンを髪に使うメリット
ワセリン自体には髪の修復効果はありませんが、疎水性があるため保湿力が高く、髪内部の水分蒸発を防いで髪に必要な水分・油分を保ちます。髪のしっとり感が続き、美髪へ導くのがワセリンのメリットです。
少し多めに塗ると髪にツヤも出て、ヘアワックスの代用にもなります。ワセリンは無臭なので、整髪剤の香料が苦手な方にもおすすめです。また、界面活性剤などアレルギーの原因となるような刺激的な成分も入っておらず、シンプルな成分なので、色々な髪質の方が気軽に使うことができます。
ワセリンでしっとりとツヤツヤした髪を手に入れたいですね。
ワセリンを髪に使うデメリット
ワセリンは水に溶けにくいので、髪につけた場合落ちにくさを感じることもあります。お湯ですすいでも残留してしまうことがあり、洗いが甘いと髪がベタベタすることがデメリットの1つです。
とはいえ、まったく落ちないわけではないので、心配する必要はありません。シャンプー前にリンス、コンディショナーなどを付け、その後でシャンプーすることで落ちやすくなります。そして、仕上げにリンス、コンディショナーを使用してください。
また、ワセリンはヘアワックスの代わりとして使うことができますが、髪につけると多少石油のような臭いがすることもデメリットでしょう。
ワセリンのヘアケアに最適な人
ワセリンのヘアケアが向いている人
ワセリンは、髪に塗ると密着して油膜で覆い、乾燥から髪を保護・保湿するのに効果的です。特に、次のような状態の髪には高い保湿効果が望めます。
- ブリーチなどによりパサつく髪
- 乾燥が気になるエイジングヘア
- 髪のボリュームを抑えたい
ワセリンは、つけ過ぎると髪がベタついてしまうため、毛先に米粒大の量を使うのがおすすめです。無臭なので整髪剤の香料が苦手な方でも、少し多めに塗ってヘアワックスの代用とすることもできます。
ワセリンのヘアケアが向いていない人
ワセリンは次のような方には向いていません。
- しっかりと髪を洗うのが面倒
- 買うときにしっかりと種類を見極められない
- 大量のワセリンを使ってしまう
- しっとりよりもサラサラヘアが好み
ワセリンはシャンプーで落とすことができますが、界面活性剤不使用なので落ちにくいです。また、ワセリンは刺激の強い成分は入っていませんが、種類や価格によっては不純物の多いため、購入時には純度を確かめる必要があります。
ワセリンは少量ずつの使用がおすすめで、一度にたくさんの量を使うと髪や頭皮はべったりとしてしまい、脂がしつこく絡まります。指先を使ってほぐしたり温めながら丁寧に髪に重ねる必要があり、手間をかけられない方にはおすすめできません。
ワセリンでヘアケアする際の注意点
高純度の白色ワセリンを選ぶ
ワセリンには、精製度が高くなく安価な黄色ワセリンと、精製度が高い白色ワセリンがあります。黄色ワセリンは不純物の含有量が多いため、かぶれやすいデメリットがあり、肌がデリケートな方はより高純度の白色ワセリンを使うのが望ましいです。
白色ワセリンの中にもグレードがあり、第3類医薬品と医薬部外品の2種類があります。第3類医薬品は主に医療目的で使用され、精製度が高いです。病院や調剤薬局、ドラッグストア、通販などで購入できます。
医薬部外品の白色ワセリンも低品質ではなく、安全性が高く肌を保護する優しい成分です。一般的に、純度が高くなるほどワセリンの色が白くなります。
おすすめのワセリンの紹介については、記事後半をご覧ください。
髪や頭皮に付けすぎない
ワセリンは油分なので髪に浸透せず、たくさんつけすぎると髪がベタつき、ほこりや汚れがつきやすくなります。また、つけすぎると髪が束になり、冷えた時に固まるので注意してください。
ワセリンは、小さめの真珠一粒大くらいの量を手にとって温め、伸ばしやすくしてから指先で薄く付けます。付けたい部分に少しずつ重ね付けし、髪の長さや量によって調整しましょう。さらさらな髪にした場合、少し細いブラシで全体をとかし、手のひらになじませて挟むように付けます。
手に取りすぎた場合はテッシュを広げ、その上に手のひらを押し付けて、ワセリンの油分を吸い取りましょう。付け終わった後に残ったワセリンは、無理に使わず拭き取ります。頭皮につけるときも同じように注意が必要です。
ヘアケア製品と併用する
ワセリンは、トリートメントと併用することができます。
洗い流すタイプのトリートメントと併用する場合、トリートメントを塗った髪をまとめて、上からワセリンでコーティングするとさらさらな髪になりやすいです。保湿効果を上げてより髪に浸透させる効果があります。
髪質が悪化したらヘアオイルに乗り換え
ワセリンには刺激的な成分は含まれていませんが、付けすぎるとベタベタしてしまいます。元々髪に使う商品として売られているわけではなく、髪に使うことを前提に作られてもいません。
もし髪質が悪化してしまった場合は、ワセリンの使用をやめてヘアオイルに乗り換えましょう。
注意点さえ理解しておくと、ワセリンは髪にとても有効なアイテムです。
ワセリンのヘアケア・頭皮ケアの方法
ワセリンを使ったヘアケアの手順
ワセリンは髪の乾燥や痛みが気になる方におすすめです。ここで、ワセリンを使ったヘアケアの手順を紹介します。
①アウトバストリートメント
アウトバストリートメントとは、シャンプーした後、ドライヤーで乾かす前に使う洗い流さないトリートメントのことです。必要に応じてワセリンと組み合わせることで、より髪質は改善される場合もあります。
髪のダメージが気になる場合は、ワセリンの油膜でドライヤーの熱や髪の摩擦によるダメージから髪を保護し、髪内部の水分蒸発を防いでしっとり感を保ちます。トリートメントを併用するのもおすすめです。
まず、シャンプー後の髪をしっかりタオルドライしてから、ワセリンを髪全体に揉み込みます。毛先が乾燥しやすいため、毛先にふたをするようにしっかり塗布することがポイントです。付けすぎると髪がベタつくので、毛先に真珠一粒大の量にとどめます。
ドライヤーの熱はキューティクルを剥がしやすく、髪がパサつく原因となりますが、これを防ぐのがワセリンです。ワセリンを塗布した後、ドライヤーで髪を乾かすと、毛先が潤い、まとまりやすい髪になり、洗い流さないトリートメントの代わりとなります。
このとき、冷風で乾かすと髪が固まる原因となるため、ドライヤーは温風にしてください。また、洗い流すトリートメントと併用したときに髪の質感が重くなったときは、軽くシャンプーを揉み込むことがおすすめです。シャンプーを泡立てる必要はなく、さらさらな髪となります。
②ドライ後の保湿ケア
次に、ドライヤーをした後に、ワセリンを髪の保湿ケアとして使用します。特に毛先は乾燥しやすくパサつくので、乾燥予防として非常に効果的です。
ここでもワセリンを大量に使いすぎないよう量に注意しながら、手のひらで広げて毛先に薄く塗布します。ぴんぴんと跳ねる短い毛を抑えることもできるのが便利な点です。
③ヘアワックス
ワセリンは高い保湿効果と粘着性があり、ヘアワックスの代わりにも使うことができます。ヘアワックスに含まれる髪へダメージを与える成分もワセリンには含まれておらず、無香料なのでおすすめです。
髪をコテなどでセットした後、ワセリンを毛先に揉み込むように少量つけると、ツヤ髪を実現することができます。このとき、頭皮までつけてしまうと油っぽくなっていまうので注意してください。
ワセリンを使った頭皮ケアの手順
ワセリンは頭皮マッサージにも効果的です。頭皮が乾燥気味の方でも脂性肌の方でも使用できます。ここで、ワセリンを使った頭皮マッサージの手順を紹介します。
①シャンプー前のマッサージ
1つ目の使い方は、シャンプーの前にワセリンを髪の根元や頭皮にすりこむようにマッサージする方法です。ワセリンを手のひらに伸ばし、髪の生え際から側頭部・頭頂部・後頭部などを円を描くようにマッサージします。
ワセリンは、皮脂となじみ汚れを浮かせる働きがあります。頭皮は皮脂分泌が多いため、頭皮の臭いや頭皮が脂ぎることが気になる場合、毛穴に汚れや皮脂が詰まっていることが原因です。ワセリンを用いた後にシャンプーをして洗い流すと、頭皮が綺麗になってスッキリします。
②シャンプー後の保湿
頭皮の乾燥によるフケが気になる場合は、シャンプー後の清潔な頭皮に少量のワセリンを薄く伸ばします。油分を補い、頭皮を保湿することでフケやかゆみの予防と改善をしてくれるのがワセリンです。
③注意点
①、②に共通する注意点として、カラーリングをした場合は頭皮が弱っていることが多いため、その日のワセリンによるマッサージは控えてください。炎症を引き起こす可能性があります。
また、頭皮にニキビや傷ができている場合も使用しないでください。ニキビや傷にワセリンが入ってしまうと、これらが悪化したり炎症を起こす可能性があり、注意が必要です。
髪・頭皮に最適なワセリンのランキング
それでは、具体的に髪に使えるワセリンをおすすめ順に紹介します。通販サイトでの口コミ等を参考に選んでみてください。
1位 白色ワセリン HGワセリン 500g
HGワセリンは、酸処理を伴わない特殊な精製法で作られ、合成着色料・香料・保存料が一切含まれていません。不純物が入っておらず、圧倒的な保湿力があるため、保湿剤・乾燥防止として使えます。不快なべたつきもなく、ムラになりにくい伸びの良さが特徴的です。
少量でも出しやすい容器なのでストレスを感じさせず、万人におすすめできます。
HGワセリン 500gは、Amazonで税込1個2,180円、送料無料です。
HGワセリン 500gは、楽天でも税込1個2,180円、送料無料です。
2位 プロペトピュアベール 100g
プロペトは白色ワセリンの純度を高めたワセリンです。不純物の心配がほとんどないため、目元や唇などのデリケートな部位にも使用できます。
プロペトピュアベールは第3医薬品に分類され、副作用の心配もほとんどありません。
しかし、精製段階で抗酸化物も除去されるので酸化しやすいワセリンです。使用時には遮光しておくほうが良いでしょう。
プロペトピュアベール 100gは、Amazonで税込1個1,049円、送料は410円(北海道・九州・沖縄・離島は450円)です。
プロペトピュアベール 100gは、楽天で税込1個900円、送料は600〜700円(離島は別途料金)です。
3位 大洋製薬 白色ワセリン 500g
大洋製薬の白色ワセリンは、円柱型の容器が用いられ、口径も広いので手で取って塗りやすい商品です。使用期限が49ヶ月と長いので、毎日使ったり家族で使うことができます。髪以外にも、手足のひび・あかぎれ・皮膚のあれや保護に効果的です。
大洋製薬 白色ワセリン 500gは、Amazonで税込1個671円、送料は418円です。
大洋製薬 白色ワセリン 500gは、楽天でも税込1個671円、送料は418円です。
髪に付いたワセリンの落とし方
1.オリーブオイルをなじませる
髪や頭皮につけたワセリンはシャンプーで落ちにくいもの。ワセリンはしっかりと落とさないと、毛穴をふさいでかゆみなど肌トラブルの原因となります。
油分をしっかりと落とすには、同じ油分を使って乳化させます。ファンデーションをクレンジングオイルで洗い流すのと同じ原理です。髪や頭皮を濡らす前にオリーブオイルを付けて、ワセリンとなぜませてワセリンを柔らかくしましょう。
肌や頭皮に用いる美容オリーブオイルがない場合、食用のエキストラバージンオイルでも代用可能です。
オイルを揉み込ませた後は、軽くすすいでいつも通りシャンプーをすると手早く洗い流せます。オイルを使うと手や床が滑りやすくなるので注意してください。
2.熱めのお湯でシャワー
ワセリンを落とすときは、シャンプーの前に熱めのシャワーのお湯で予洗いすることも大事です。
ワセリンの種類によって異なりますが、ワセリンは40〜60℃で溶ける性質があるため、オリーブオイルとなじませたワセリンを40℃以上のお湯で溶かします。必要であればシャンプー前に、リンスやコンディショナーで乳化させてからシャンプーをします。
また、ワセリンは冷えると固まるので、髪について固まったワセリンは、ホットタオルなどを使うと落ちやすくなります。
3.シャンプーで二度洗いする
最後に、シャンプーをしましょう。シャンプーをしてもなかなか落ちないときは、もう一度シャンプーをして固まっている部分に揉み込む必要があります。ほとんどの場合は2回目のシャンプーでベタつきを落とすことができます。
ワセリンが残ると、皮脂が詰まり髪や頭皮が臭う原因となります。毛先までしっかりとシャンプーをなじませてお湯で洗い流してください。
シャンプーを使った落とし方は簡単ですが、髪が傷んでいたりヘアカラーをしている方は、ダメージや色落ちの減になる可能性もあります。
他にも、ホットタオルを使って、ヘアトリートメントを塗った状態を保湿して頭全体を温め、その後余分なワセリンを拭き取る方法も簡単です。ワセリンがタオル以外に服についてしまった場合は、洗濯でも簡単に落ちないことがあるため、付け置きしてから洗濯しましょう。